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虫ゴム交換の巻

2021-06-11

ある日、私の前に1台の車椅子が現れました  


乗り心地が良くないと思ったら、写真のように完全に空気が抜けて大変な状態になっています  

これは放ってはいけませんね

こんな車椅子を見たら修理せずにはいられません  

さてどうやって修理をしましょうか?

まずは、原因を考えていきましょう  

 

【空気が減った時に考えられる3つの原因】

①単純に空気が減っている

②虫ゴムに穴が空いている

③チューブに穴が空いている

 

  【修理方法】

①単純に空気が減っている→空気を入れる

②虫ゴムに穴が空いている→虫ゴムを交換する

③チューブに穴が空いている→チューブ交換かパンク修理で修理が出来ます

  ⬇︎⬇︎⬇︎

に行くほど手間と時間がかかります

特に③はタイヤを外さないといけないので、

手間と時間がかなりかかります  


なので簡単な①②の点検から試していくと

手間も時間も短縮出来ます  

(決して手を抜いているわけではございません 


もっと簡単に確認できる方法はないでしょうか?


右の写真は後輪のチューブ部分の写真です  

チューブの①を緩めて外すと中に②の部品がありました


おやおや②の部品にもゴムが使われていますね  

これは怪しいです  


空気が減っていない側のタイヤは

特に問題無さそうですね  


減っている側のゴムは状態はどうでしょうか?

確認してみましょう  

な、なんと    

写真のように綺麗に虫ゴムが破れてます  


なので今回はの虫ゴムの交換で修理しましょう


使う部品は右下写真の虫ゴムだけです  

では修理をしていきましょう

とても簡単です  


まず破れた虫ゴムを外します

次に新しい虫ゴムを取り付けます

最後に余った部分を切り取り、完成になります

確認:この後空気を入れた状態で約1日程度空気が減っていなければ、問題ないです

今回は一週間以上空気圧が変わらなかったので

虫ゴムの破れが原因でした。


もし、それでも空気が減るようならチューブにも原因が考えられます  

チューブに穴が空いていないか確認しないといけません。


冬場は虫ゴムの取り付けがなかなか大変です  

指先で押し込みながら取り付けるのですが、

爪が大変なことになります  

私は虫ゴムを熱湯につけてからやってます  

そうすると割とスイスイ奥に入っていきます  


おまけで、右の写真のタイプは虫ゴムを付けても修理出来ないです  

このタイプが古くなった場合は、写真のパーツを新しく交換する必要があります  

虫ゴムを交換したが空気が抜けるということで、このタイプに虫ゴムを付けられているケースが時々ありますが

これに新品の虫ゴムを付けても効果がないので、空気は抜けてしまいます。


本日は以上になります

長々と書きましたが、5分程度の簡単な作業です  

 

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